ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

海路これくしょん

概要:購入権は偉大だしそれに手数かけないのも偉大
テーマ:カード(カードではない)効果の理解

 ヒトが歌っている歌だって聴くんですよ。


熊川みゆ 「Ancient story」

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 負けた数だけ記事書く配信Part3の記事3/4本目。

 今回はドミニオンGPでも出題された海路。どうやら想定解は悲劇の造幣所ではなく海路を利用した会計所だったと聞いて驚いているんですけどまだ回してません。

始めまして!購入権!

 購入権の強みは手数の多さであり,その偉大さはサルの習性で語りました。海路の強みはデッキ内に購入権を増やせることですが,海路の購入は普通に購入権増加用のアクションを購入するより強い動きです。

 通常のデッキ構築においては,(多少の前後や同時進行はあるものの)獲得手段の確保→回転力の増大→金量の確保→購入権の確保→さらなるパーツ確保という順に成長します。この購入権の確保を,それ専用のアクションカード(木こりや薬草商のような他の効果が控えめなもの)に頼ってしまうとその分回転や出力の確保にかけられる手数が1手減ります。労働者の村は自身がコンボに必須な村であるために回転・出力増大をしつつ購入権まで出してくれて強いわけですね。
 海路はコスト制限さえ守れば任意のアクションカードに購入権を付与できます。これはすなわち,デッキに必要なほかのパーツを購入権増加パーツとできるということであり,購入権増加専用のカードを取る1手を節約できるということです。コンボデッキは2購入で満足しないことも多く,その場合は増やす購入権の分だけ海路購入により手数を圧縮できているといえます。海路による手数の圧縮ってなんだかサルの習性に似ていますね。