ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

ゆかりさんと学ぶDominion Online ~2時限目 手数~

概要:ゆかりさんと学ぶDominion Online 2時限目公開
テーマ:引ききりデッキ構築

 負けた数だけ記事書く配信29の記事3/3本目。
 公開しました。


ゆかりさんと学ぶDominion Online ~2時限目 手数~

必要パーツ枚数

 引ききりデッキを組むには,多くのパーツを必要とします。ステロであれば勝利点を購入するための金量と1~2枚のアクションカードだけでよいですが,引ききるためにはそれらを引くためのドローカードと,ドローカードをプレイするための村系カードが必要です。もちろん,デッキが最適化されるので金量確保に割く手数は圧縮できるというメリットもありますが,基本的にはステロよりも必要パーツ数が多いと考えて問題ありません。

手数の圧縮

 対ステロを想定したとき,相手よりもデッキの構築に時間がかかるのに1ターンに獲得できるパーツ枚数が同じで勝てるでしょうか。答えはNoです*1。つまり,引ききりデッキで勝つためには1ターンに2枚以上獲得できるようにする必要があります。

 1ターンに複数枚獲得する方法は,2枚以上の購入をする方法と,アクションの効果で獲得+購入する方法の2つに大別できます。前者は市場などの購入権増加カードと大量の金量で実現できますが,この大量の金量というのがなかなかに厄介です。そもそも総金量確保が大変ですし,その大量のお金を引くのも大変です。おまけに基本2版においては購入権増加カードがのきなみコスト5であり,デッキに入れるのにワンクッション必要です。対して,アクションの効果で獲得するのであれば,準備するものが大幅に減ります。金量を確保する必要がないからです。基本2版においては工房が特に使いやすいでしょう。
 工房のようなカードを初手で1枚入れるだけで,デッキ1周ごとに1獲得ずつはたらいてくれます。1手の投資(一般用語)で何手分もはたらくため,構築に必要な手数を圧縮してくれます。特にコンボ構築においては,この手数の圧縮が非常に重要となります。

 余談ですが,手数の圧縮とは獲得機会の増加のみをさすものではありません。1枚で何回もはたらいてくれるカードを採用することも手数の圧縮といえます。例えば執事や魔除けはこれら1枚だけで屋敷の廃棄や金量の増加,ドローなど多種多様な効果を選択できますし,仮面舞踏会は1枚でドローと圧縮をこなします。複数種のアクションカードを購入しなくてよくなるため,これらの採用は手数を圧縮したといえます。

*1:強力なアタックやランドマークがあったり,強いステロカードがなかったりした場合はそうとも限りませんが,特殊な場・構築となるので,この動画がためになるうちはターン1獲得のコンボではステロに勝てないと思ってよいです。