ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

偏らせてジャンプアップ

353日目

 ドミニオンアドベントカレンダー2023の353日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。

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平均金量

 平均金量という考え方があります。デッキ内のカード1枚あたりないし手札5枚あたり何金が見込めるかというものです。初期デッキなら1金カード7枚と0金カード3枚で0.7(手札5枚で3.5)金、というように。この考え方は圧縮の強さやデッキパワーの話をするときに便利です。……が、平均金量なんて考えて構築しなくない? 平均金量なんてものよりも、偏りや総金量のほうがよっぽど大事です。今日は偏りの話。ジャンプアップしたことない人向け。

ビッグターン

 銀貨や金貨を増やして手札5枚の平均金量が8金のデッキを作ったとしても、毎ターン8金が出るわけではありません。ちょっと銅貨や属州が集まった手札になればせいぜい5金くらいでしょう。逆に、平均金量が8金に満たなくても金貨や銀貨が集まれば8金が出ます。これが大事で、この偏りを作ることによってデッキを平滑化したとき以上に強いターンを得られます。

偏らせる

 どうやって偏らせるか。準備(イベント名)などでターンをまたいで偏らせてもよいですが、最も簡単なのはドローすることです。ドローは単純に手札枚数を増やすことにより8金を出しやすくします*1が、同時に強制的に偏らせることでも8金を出しやすくします。たとえば、鍛冶屋を使って手札を7枚にすれば、手札5枚のときよりも簡単に金金銀の偏ったセットを作れます。大使館は最終的に手札を1枚しか増やしませんが、9枚から6枚を選べるので偏った手札を作れます。これが、大使館ステロにあって研究所ステロにないパワーの秘密です。

 偏らせるという意味では、倉庫系のカードも(適切な枚数であれば)実質ドローといえるかもしれません。ほかに偏らせるものといえば、策士や邪悪な策略、暴走、初手石工(石工石工)with馬の習性などが挙げられます。これらをうまく使えると、本来はまだ手が届かないコスト帯へ手が届いたり、大量獲得ができたりします。偏らせてジャンプアップ、お試しあれ。

*1:銀2銅4のような手札5枚では不可能な8金パターンを作れる。