追放された属州はマットを謳歌する
352日目
ドミニオンアドベントカレンダー2023の352日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。昨日の分はさわらさんが書いてくれました。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
ガッツリ組まない
2人戦でガッツリ組んだほうがよい理由は、そうしないとゲーム終了権を握れないからです。中途半端なデッキパワーで勝利点行動を始めても、緑がじゃまで次なる勝利点カードを獲得できません。いつまでも属州を削れないでもたついているうちにガッツリ組んだデッキに追い抜かれます。これは緑が3枚4枚入ろうと8金どころか16金だって出せるようなデッキです。こちらのデッキのように止まってくれることはないでしょう。
2人戦ではガッツリ組むべきである。基本的にはそれでよいのですが、さっさと勝利点行動に移ったほうがよいこともあります。デッキパワーが落ちるほど大量の勝利点カードをとらないときと、ガッツリ組まなくてもデッキパワーが落ちないときです。これらに当てはまるときは、勝利点先行をするよう心がけるとよいでしょう。
とらないとき
属州の空廃棄ができるときです。空廃棄についてはこちら。
kpdm.hatenablog.com 空廃棄をからめると、からめないときと同じ枚数の属州を獲得してもデッキ内の属州枚数が少なくなります。廃棄しているのだから当たり前ですね。つまり、勝利点カードによる失速が始まるのが遅くなります。そのうえ、失速しても属州と空廃棄カードがそろいさえすれば属州を減らせるので、通常のゲームのように8金以上をキープし続けられるほどガッツリ組まなくてよくなります。
落ちないとき
空廃棄は失速を抑えられるとはいえ、デッキ内に勝利点カードが入るためまったく失速しないわけではありません。また、属州を廃棄しているために勝利点数はそれほど伸びず、逆転されやすいという欠点もあります。デッキ内に勝利点カードを入れず、それでいて勝利点はほしい……ありますね、そんな効果。追放です*1。
属州を獲得したそばから追放マットへ送ることで、デッキがまったく弱くならないうえに勝利点はしっかり6点ずつ稼げます。
聖域はキャントリップであるために特に使いやすいカードです。聖域があるときにのんびり構えていると、先行されてそのまま逃げきられます。ふだんなら早仕掛けは放っておいても勝手に沈むのでゆったりとまくれますが、聖域デッキは失速せず事故らずでまったく差を詰められません。