172日目
ドミニオンアドベント（？）カレンダー2023の172日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
さっきといっていることが違う
ドミニオン界では正反対のことがよくいわれます。銀貨は呪いだけど銅貨は資本ですし、かと思えばその資本を圧縮せよといいます。圧縮したら今度は圧縮は手損と怒られ、屋敷を購入すればそれは効率が悪いので勝つためには属州を狙えと教わります。今日はその属州を購入するなといってやりましょう。
ゲームが終わってしまう
購入してはいけない属州というと、7点以上負けているときの最後の属州でしょうか。7点以上の差をつけられない7枚目の属州でしょうか。いずれも購入してはいけない属州ですが、もっといえば、残り属州が4枚でも5枚でも、購入してはいけないことがあります。
属州（と植民地）がほかの勝利点カードと大きく異なるのは、単体でゲーム終了条件を満たせるという点です。ほかの勝利点カードはそれだけが枯れてもゲームは終わりませんが、属州は終わります。属州のもつ勝利点は大きなものですが、だからといって勝利点レースで負けているときに属州だけで追いかけていると、追いつく前にゲームが終了してしまいます。負けているのに終了条件達成の手伝いをしてしまうわけです。よって、その属州は購入してはいけません。これがたとえば公爵レースなら、公爵が枯れたところでゲームは終わらないので単に相手に与えず自分がとるという考えで十分です。
属州を購入せずにどうやって逆転するのか。もっともな疑問です。公領や特殊勝利点、勝利点トークン、呪い撒き、デッキ破壊を用いましょう。
相手のデッキがステロなら属州を6枚以上獲得するのは難しいので、こちらが公領で粘っていればいずれ相手の体力がきれます。もしここで属州を購入してしまうと、属州5-3の33-18*1で負けてしまいますが、公領を挟むことで逆転に足る勝利点を稼げるのです。これが公領以上の勝利点を稼げる特殊勝利点ならなお楽に逆転条件を満たせます。
司教で金貨や城塞を廃棄し続ける方法をはじめとした、勝利点トークンで逆転する手段もあります。この場合、トークンを貯めるための時間を稼ぐために属州を無視します（そもそも属州より効率がよくて最初から互いに属州ノータッチの場合もあるんだけどね）。もしここで属州を購入してしまうt(ry。
相手に世界の過半数の44点をとられても、呪いを撒けば勝てる可能性が復活します。相手の属州や公領を徹底的に破壊するのもよいですね。しかし、やはりこれらの方法でも逆転までには時間を要するため、属州を購入してはいけません、もしここd(ry。
いずれの手段でも、逆転までには時間がかかります。属州は効率のよい勝利点ではありますが、同時にゲーム終了条件を握ってもいるカードです。今、ゲームを終わりに近づけてよいのか、互いの勝利点や獲得能力を見極めましょう。
*1:相手のステロは屋敷全残し想定、こちらはコンボで屋敷全廃棄想定。
