ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

引ききる前に考える

182日目

 ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の182日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。

docs.google.com

具体例で考えよう

 昨日の記事は何を書きたいのかよくわからなくなったので具体例で考えようと思います。とりあえずこのスクショを見てください。

 「引ききる前に考え」て、工房と改築で獲得手数を増やしつつ屋敷を圧縮、並行して金貸しで銅貨も廃棄し、ついに引ききりました。引ききったので考えようと思います。

 今足りていないものは金量と購入権、それに改築の餌、つまり金貨です。ということは、山賊と市場を購入したいですね。あれあれあれ。獲得が圧縮に間に合っていません。足りないカードは複数あって、そのくせ改築が暇になっています。手札に余った鍛冶屋を改築してしまうと次の山賊と金貨を引けませんし、どうしたものでしょう。

 解決策のひとつとして、次のターンに工房で獲得したものを山賊ないし市場に改築するというものがあります。そこで金貨を1枚持っておいて次々ターンからは金貨改築+8金を目指します。
 もうひとつ、ひとり回しならではの解決策があります。時間を巻き戻しましょう。このタイミングで山賊も市場もないのは弱いとわかりました。ならば市場を少し早めに入れておいて、7金2購入を作って村鍛冶を足しやすくしておきましょう。そうすればのちの山賊も使いやすくなります。また、改築が暇にならないように、何をどう改築させるか考えておくとよかったでしょう。屋敷3枚を村鍛冶に、銅貨1枚を地下貯にするまではよいでしょうが、それ以降の改築は暇になりがちです。5回目の改築で金貸し→金貨や金貨→属州をできるようにドロー力を強化しておいたり、銅貨圧縮を進めておいたり、山賊を獲得しておいたりしたいですね。この引ききり前の途中形をイメージしましょうといいたい話だったのが昨日の記事です。

 「引ききってから考え」てもデッキが弱いとわかるだけ、ということもあります。今回のデッキは工房と改築こそありましたが、勝利点行動ができなかったり、カードを有効に使えなかったりしています。「引ききってから考える」のが有効なのは引ききった時点で選択肢の多いデッキだからであって、そうなるように「引ききる前に考える」のが大事だったのです。