外れた先の未来
169日目
ドミニオンアドベント（？）カレンダー2023の169日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
井戸はテクニカルカード
願いの井戸は運ゲーカードではありません。山札にどのカードが何枚残っているか数えておくカウンティングを基本としたテクニックがあります。
雑に使うなら、今ほしいカードを指定することになるでしょう。当たってくれればラッキーですね。とはいえ、あと1金ほしいというときに銅貨を指定するか銀貨を指定するか金貨を指定するかの判断基準がほしいところです。ここで、カウンティングが活きます。
特にほしいカードがなく、とにかくデッキを回せればよいときや、条件に合うカードが複数あるときには、最も引ける確率の高いカードを指定するのが基本的な使い方です。気合いで覚えましょう。デッキ内の種類数を絞っておけば楽になります。地図職人系が無理せず入るなら、引ける確率を1にできますね。ただし、井戸のために貴重な5コスト獲得機会を地図職人に割くのが果たして強いのかはサプライとよく相談しましょう。
ほしいカードはなく、最高確率が2種以上あるときは、次のターンにいらないカードを指定するとよいでしょう。今8金出ているなら、もう金貨はいりませんね。次のターンの手札を強くするために属州を指定しておきましょう。
当たったときだけを想像するのでは不十分です。外れたときも想像してみましょう。
井戸をプレイして1枚引いた後の手札が5金と井戸1枚、山札が金金属属のとき、金貨と属州のどちらを指定しますか。ほしいカードは金貨で、金貨も属州も枚数は同じですが、ここでは属州を指定しましょう。金貨を指定して当たれば嬉しいものの、外れると悔やんでも悔やみきれません。
手札にもう1枚の井戸があるのがミソです。もしトップが金貨なら、金貨を指定しようが属州を指定しようがもう1枚の井戸を使うことまで考えれば確実に手札に加えられます。もしトップが属州なら、1枚目の井戸で金貨を指定していた場合は2枚目の井戸で引くカードがこの属州になり、指定する段になって山札の残りが金金属になります。確定しません。金貨が浮いてくることをお祈りしましょう。対して、属州を指定しておけばこの属州を1枚目の井戸で手札に加えるため、2枚目の井戸をプレイする前の段階で山札の残りが金金属になります。プレイして金貨を引ければよし、引いたのが属州なら山札の残りが金金なので金貨を指定してよしです。
もちろん、この考え方は秘術師にも活用できます。秘秘銅の手札で、金属の山から金貨を手札に加えたいなら属州を指定すべきです。そうすれば、トップが金貨なら1枚目ではスカるものの2枚目で当たります。トップが属州ならそれが手札に加わるので山札の残りは金貨だけになり、2枚目で金貨を指定すれば無事8金を出せます。もし、1枚目で金貨を指定して属州がめくれたらもう何もできません。あーあ、よく考えればよかったね。
