71日目
ドミニオンアドベント（？）カレンダー2023の71日目。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。 docs.google.com
初手の2ドローと3ドロー
初手を非ドローと2ドローの組み合わせにすると、デッキ２周目で12枚ぴったり使えて気持ちよくシャッフルできます。銀ｰ銀だと、銀貨を片方引いてももう片方は沈ませるかもしれません。でも、堀ｰ銀で堀を引ければ銀貨も絶対に4ターン目までに使えます。無駄がありません。
鍛冶屋ステロをするとき、鍛冶屋ｰ銀からの3ターン目銅銅銅銅屋は鍛冶屋を買えという意見があります。これは、4ターン目に初手で購入した鍛冶屋をプレイしたときにシャッフルが入るからです。もし3ターン目に鍛冶屋を購入しなかった場合、3ターン目と似たような5枚を5ターン目に引くことになります。対して、鍛冶屋を購入しておけば4ターン目も、5ターン目も、そして6ターン目も鍛冶屋をプレイできます*1。俗にいう分割管理というやつが始まるわけです。
今は鍛冶屋ステロなので分割管理で強いといえないこともありませんが、4ターン目に鍛冶屋をプレイしてシャッフルが入ってしまう、そのせいで初手の鍛冶屋を3周目で使えないから仕方なく3ターン目に鍛冶屋を買い足しているともいえます。鍛冶屋のプレイ回数が変わらないなら、事故る可能性のある鍛冶屋より事故らない銀貨のほうが基本的には嬉しいはずです。
シャッフルが弱いならシャッフルしなければいいじゃない
初手で入れる3ドローカードは4ターン目にプレイしたときにシャッフルが入ってしまうという弱点を抱えています。正確にいうなら、山札を3枚必要とするカードがこの弱点をもっています。1枚引いた後に2枚見る衛兵*2も、手札の増加量でみれば2ドローといえる中庭も、3枚見る見張りも同様です。そのカードを使いたいのに、そのカードを使ったがゆえにそのカードがない山ができてしまうなんて悲しいことはありません。
3枚掘るカードで困るのは、デッキが12枚しかないからです。13枚あるデッキならぴったり使いきれて気持ちよくシャッフルできます。そのためにゴミを入れるというのはデッキ構築の逆をいく行為なのでよくありませんが、13枚になってしまうときに3枚掘るカードがいつもより強くなるということは覚えていてよいでしょう。ふつうなら13枚になることはありませんが、たとえば掘進掘進ｰ何かという初手や、暗躍者のようなおまけつきのカードや絶望の購入、呪われた金貨や幸運のコインのプレイ、輸入者の都市国家など、例外は多くあります。このようなときには3枚掘るカードを避ける理由がひとつ消えるので早々に検討から外すのはもったいないですよ。特に倉庫は銀銀をそろえて6金を出したり、暗躍者のおまけ（というか本体）の金貨を引いたり、死の荷車と廃墟をそろえたりできますし、捨てるデメリットも呪い捨てならないようなものです。
