ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

ステロの銅貨

概要:ステロの銅貨は大事
テーマ:戦術理解

 公式がフルを上げてないかな?


「プロジェクトセカイ」3DMV『ステラ』一部公開!

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 負けた数だけ記事書く配信13の記事1/3本目。

 銅貨は基本的に購入すべきではないどころか圧縮すべきものですが,ステロをする際には貴重な資源となります。あえて購入するのは手数の無駄ですが,獲得してしまうことを恐れたり,圧縮を強く意識したりする必要はありません。

ステロの基本形

 ステロには様々なタイプがあり,それぞれ異なる回し方がありますが,鍛冶屋のようなドローカードで手札を増やすもの,名品のような財宝獲得カードで金銀を増やすものが多いでしょう(もちろん改築系など特殊なステロも多数あります)。このステロ戦術を選択する際,手札1枚当たりの平均出力が何金あればよいか考えると,銅貨がさほど弱くないことがわかります。

 まず,アクションカードを引けなかったターンを考えてみます。手札5枚で8金を出すわけですから,平均して1.6金必要です。銅貨は要求を下回っている弱いカードといえます。しかし,属州に次ぐ勝利点源である公領を購入すると考えれば,平均して1金あればよく,銅貨はステロで勝利点を伸ばすための重要な資金です。
 ドローステロでアクションカードを引けた場合,手札は6枚ないし7枚になっているでしょう。このとき要求されるのは1枚当たり1.3金ないし1.1金。鍛冶屋ステロであれば銅貨は属州を購入するのに十分な出力であるといえます。余談ですが,鍛冶屋ステロと堀ステロのパワーの差がここにあります。鍛冶屋であれば銀1銅6でよいですが,堀であれば銀貨を2枚引くことが要求されます。それだけの銀貨を集める手数や,揃える右手力の差が3ドローステロと2ドローステロの強さの差であり,それを克服した大使館ステロの強さです。
 銀貨マシマシデッキの場合,手札は増えない*1ので,要求は平均1.6金です。銀貨1枚で要求を0.4金上回っているわけですから,要求より0.6金少ない銅貨をほぼ許容できます。銀3銅2でよいわけです。またまた余談ですが,この要求よりどれだけ上回っているかという雑概念を用いると呪い1枚撒きは金貨1枚獲得と同じといえます。手札1枚平均1.6金が必要なところ,0金を送りこめば相対的に1.6金強く,自分の手札に金貨があれば相対的に1.4金強いわけです。うーん雑。しかし呪い撒きの強さをザックリ知るのには十分。

手数の省略

 銅貨には属州を購入するのに許容できるだけのパワーがあります。しかし,決して強いわけではありません。かといって圧縮することに全力をかけると,その手数が無駄となります。たとえば,執事ステロは序盤に圧縮し,中盤以降は2ドローや2金の効果を選択して属州を購入しますが,この圧縮に時間をかけて銅貨を全廃棄したとしても,屋敷(と銅貨1枚)だけ廃棄した執事ステロには勝てません。純粋に銀貨を増やせず,デッキパワーが上がらない圧縮ターンを繰り返したためです。バ美声しようとしてうまくできなかった執事ステロ動画あるから興味あったら探してね。基本的には,ステロをするにあたって銅貨は圧縮しなくてよいものだと覚えておきましょう。

*1:名品の場合は多くがドローとの複合でしょうが交易人とかもある(強いとはいっていない)ので……。