ゆるブーン△
概要：市場跡地は神
テーマ：カード（カードではない）効果の理解
久しぶりに聴きたくなったな。この曲は原曲よりこのカバーのほうが好き。
負けた数だけ記事書く配信の記事4/4本目。
祝福のうち1種だけに焦点を当てた記事を書いているのは例によってグーグル先生のダイスとカードリストさんに指定されたから。今回は呪詛になる可能性がまったくなく，しかもゲームを決めうる強祝福である森です。
しゅくふくとランダム
そもそも，祝福システムは不平等です。ドルイドで脇に置かれたものでない限り，効果を自分で選択することができません。しかもその効果がゲームの勝利手となったり，逆に自信を著しく不利にする呪詛となることもあります。BoonはHexって古事記にも書いてある。特に2金が出る呪いを獲得させるものやドロー系のものはデッキを太らされたり望まぬシャッフルを入れられたりと呪詛率が高めです。カウンティングやアクションのプレイ順である程度の対処は可能ですが，基本的に公平なゲームは行えないと覚悟しましょう。他プレイヤーが強い祝福を受けると，それを自分が受けるまでに祝福を1周させなければならないことも理不尽ですね。
ようこそ2Buyへ！
祝福は不平等だと述べましたが，それぞれの祝福のパワーは抑えられています。不平等なんだから当然だね。しかし，森の恵みは他の追随を許さぬ強祝福です。
まず第一に，呪詛になりません。効果は強制ですが，余らせてもマイナスにならない購入権とコインであり，強制された効果が権利でしかありません。不利益を被らないのだから引き得であり，マイナスになりうる祝福とは雲泥の差です。山とか風とかその他諸々の恵みは任意効果になってね。
そして第二に，というかこれこそが本命ですが，全祝福中唯一の購入権増加効果です。購入権の多さはすなわちデッキ成長の早さであり，森に入れたかどうか，お金があるときに森入りできたかどうかで大きな格差が発生します。ほかに購入権増加がないのなら市場跡地ですらほしくなることがあるくらいです。
ようせいさんとまったり低コスデッキ
森の祝福が強力とはいえ，森頼みのデッキ構築は不安定かつ遅く，弱いです。また，森を引いたときに過剰金が出ているというのは，金量増加に手数をかけすぎているということであり，好ましい状況とはいいがたいでしょう。
森の祝福が最大限強みを発揮するのは，低コストカードが強いときです。そもそも強いカードが低コストなら複数購入しやすいため購入権増加が強くなるのですが，この購入の容易さが祝福というランダム要素の弱点をやわらげています。3金1購入で3コストカードを購入してもよいときに森を受けて2コストカードを2枚購入するという柔軟な対応がしやすいですし，余っていた1金+森で2コストカードを追加で購入できるのは単純に1手得です。特にピクシーは全祝福に任意効果を付与できる快適な存在(しかもヤギがついてくる快適ポイントの上塗り)で，余った購入権で雑に購入してもよいのではないでしょうか。連打性能が高いうえに玉座祝福のため，玉座森の祝福で突然3山なんてこともありえます。
