ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

GP攻略~本物ドミニオン編~

概要:4人戦は高速
テーマ:GP対策

  負けた数だけ記事書く配信27の記事1/4本目。

 普段のオンライン戦では2人戦をやっている方が多いかと思いますが,来るドミニオンGPは4人戦です。この人数によってゲームの展開が大きく変わるのがドミニオンです。2人戦と4人戦の違いを確認しておきましょう。

ゲームスピード

 4人戦では2人戦と比較してゲームが高速化します。これは属州ノルマとコンボパーツの枚数が原因です。

 まず,属州ノルマについて解説します。ドミニオンは2人戦なら8枚,4人戦なら12枚の属州がゲーム開始時にサプライに用意されます。これをそれぞれゲーム参加人数で割ると,2人戦では1人当たり4枚,4人戦では3枚が割り振られます。つまり,単純に属州1枚分……おおむね1ターン早くゲームが終了することになります。
 また,属州ノルマの低下により勝つための必要勝利点数もさがります。2人戦では属4だけでは勝てませんが,4人戦では属4でおおむね勝てます。それだけ少ない勝利点数,言い換えると少ない勝利点カードの枚数で勝てるのですから,普段の2人戦ほど多くの不純物を許容できるデッキを組む必要がありません。緩い構築でよい分,デッキ作りに必要なターン数が減ります。

 次にコンボパーツ枚数についてですが,こちらも単純な話です。同じサプライをプレイした場合,2人戦ではパーツを5-5で分けられますが,4人戦では3-3-2-2になります。これは山枯れまでパーツ2枚分,つまり1~2ターン早まることを表します*1

構築内容

 ゲームスピードの候でも触れましたが,4人戦ではデッキに許容しなければならない勝利点カード枚数が2人戦よりも少ないため,普段ほどデッキを作りこむ必要がありません。早めの勝利点行動が重要です。16金2購入デッキを作ったぞと意気込んでサプライを見たら属州が残っていませんでしたなんて悲しいですね。
 そもそも,コンボパーツ枚数が2人戦よりも少ないため,かっちりしたコンボを組むのは非常に難しいです。また,次の自分のターンまでにサプライから減る枚数も2人戦より多いため,3山枯れの危険が大きく,勝利点先行が必要です。

*1:実際に3山が枯れるには1~2ターン×3山で3~6ターンといいたいところですが,実際にはコンボ終盤では1ターン中にもっと大量獲得するのでそこまで大きな影響はありません。また,次の自分のターンまでに何枚減るかの予測が難しいこと,ある程度以上のプレイヤーレベルになると勝利点行動を的確に行うことから,3山枯れが起きにくくなります。