ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

呪いと銅貨と運と

357日目

 ドミニオンアドベントカレンダー2023の357日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。

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不公平2

 道化師の話をすると香具師の話をしたくなります。と、いうことで昨日道化師の話をしたので今日は香具師の話。相手ばっかり回避して羨ましい。香具師格差に嘆く諸兄向け?

とった殴った勝った

 香具師はとりあえずとって殴れば優位をとれるカードです。某熊系プレイヤーも香具師はとって殴っていれば楽に勝てるカードだったからリストラされて残念だというようなことを言っていました。ゴミを2枚も撒くので生半可な圧縮では対抗できません。2枚も撒くので(大事なことなので2回いいました)回転力の差がふつうのゴミ撒きよりも大きくつき、香具師回数が偏ります。なんで2枚も撒くんだ?

被弾格差

 偏るといえば、回転力が同等でも被弾回数が偏ることがあります。呪いが手札にあれば防げる救済策が存在するからです*1。相手ばかり防いで自分ばかり被弾して運ゲーだなと思ったことはありませんか。まぁおおむね運ゲーといってよいのですが、少しだけ防ぎやすくする方法はあります。

保存

 堀と同様、常に手札に呪いがあるようにしておくと必ず1回は防げます。ただし、中庭などによる積み込みは手札の圧迫が辛く、サプライによってはその積み込みを回転にあててゴミを廃棄する動きを狙ったほうがよいこともあります。保存のように6枚目としてキープできるならある程度の安定性確保もできるので行ってよいでしょう。

呪いを残す

 圧縮カードが礼拝堂なら何も考えず廃棄できるだけ廃棄すればよいのですが、1枚圧縮や2枚圧縮だと手札をすべて廃棄できるわけではありません。そこで、呪いよりも銅貨や屋敷を優先して廃棄するようにします。最終デッキに残っていると最も嬉しくないカードは呪いですが、呪いの圧縮優先度を下げることでデッキの呪い密度を上げ、呪いを手札に引きやすくすることができます。先を見据えて銅貨圧縮を優先した相手と、目先の1点のために呪い圧縮を優先した自分とでは被弾回数に差が出るのは当然です。
 呪いが枯れたり、ゲーム終了が近づいたりしたら、1点を争って呪いを優先的に廃棄するのをお忘れなく。

撒くために

 アタックするときにも工夫の余地はあります。たとえば、香具師を1ターンに6回プレイすれば相手は防ぎきれません……と上級者にいわれたことがあるのですが、それができるならもう勝っているんだよなぁ。
 まじめにアタックの工夫についていえば、ハンデスをすることです。先に民兵などで呪いを捨てさせてしまえば、その後の香具師を成功させることができます。相手が香具師を嫌がって呪いを残してくれるのなら手札が2枚しかないのでそれはそれでこちらが圧倒的に有利です。

 アタックの成功とは話が変わりますが、香具師の後に仮面舞踏会をプレイすれば呪いが回ってくる率が下がります……が、香具師の成功を狙ったほうがよいのではなかろうかとも思います。ちなみに、先仮面の場合(相手が出すのは呪いとして)こちらが仮面で渡すのが呪いなら香具師不発でこちら呪い1枚圧縮、こちらが渡すのが銅貨(呪い以外)なら香具師成功で差し引き銅銅撒きのこちら銅貨1枚圧縮になります。……相手の手札に呪いが2枚以上なければ。

*1:個人的には堀で防ぐなら許せるけど呪いで防ぐのは許せん。防ぐための努力をしていないじゃん