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327日目
ドミニオンアドベント（？）カレンダー2023の327日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
実はひとり旅は18ターンではない
4人戦シルクロードひとり旅なら18ターン87点で速度的に苦しい、と書きました。
kpdm.hatenablog.com しかし、「全員がカウンティングを完璧にこなしていてかつ全員が1位のみを狙っている」という特殊な状況でない限り、属州枯れでゲームが終わってもシルクロードが勝てることがあります。実際には、18ターンという数字はあまり意味のないものです。今日は勝つために必要な勝利点ボーダーの話で、4人戦をあまりやらない人向け。
勝利ライン
3人が属州ルートを選択した場合、ノルマは4枚です。これに公領が1枚加わったとしておおむね30点程度の争いになります。
シルクロードで30点をとるには、シ5～7屋11～9程度、シルクロード1枚あたり4点のラインに到達する必要があります。
初期デッキの屋敷3枚を引いて獲得しなければならない勝利点カードは13枚で、工房の獲得に7手程度かけるとして20手かけられれば勝負ができます。このうち2手は初手の2ターンで、残り18手です。毎ターン2枚の獲得ができるならあと9ターン、つまり11ターン目には達成できます。どこかで1金ターンや工房なしターンが発生するので、実際には12～13ターン程度でしょう。つまり、12ターン属4公1程度のデッキ相手ならシルクロードで十分に勝負でき、それより遅い、たとえば鍛冶屋ステロ相手には属州枯れでゲームが終わってもおおむね勝てるでしょう。誰もゲームを終わらせず公領やシルクで粘るなら、もう属州が獲得されることはなくなるのでシルクロードルートの勝ちが濃くなります。
このゲームはどう終わるか
自分が終わらせなくてもゲームが終わりうるのが4人戦（や2位以下に価値が生まれる大会）です。ゲームをどう終わらせるかではなく、ゲームがどう終わるかを想像し、そのときのターン数や勝利点をある程度想像できればルート選択の助けとなるでしょう。自分の最高勝利点でなくとも、自分を上回るプレイヤーがいなければ何も問題ありません。勝つために必要な勝利点数さえあれば、それでよいのです。でも日本選手権で使者ゲーはやめようよ……あの大会は突然に獲得勝利点を比較するんだからさ……。
