カウンティング
試合予定おしらせBot
今日10/20は21:00からコンソレーションでhirotashiさんの試合があります。
明日10/21は23:00からコンソレーションでyurikamomeさん、24:00から本戦ベスト4決定戦のVRSmithさん対recycle_garbageさんの試合があります。
本戦準々決勝の配信はJNailsのアカウントでやるっぽい? 1戦目はここに動画が残っている。
293日目
ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の293日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
カウンティング
オンラインドミニオンと紙ドミニオンの最大の違い、それはズバリカウンティングでしょう。dominion.gamesではデフォルトで点数表示がされており、多くのプレイヤーはこの環境で遊んでいるのではないでしょうか。紙で遊んでいるときは当然この機能はありません。誰が何点もっているのか、これはゲームを終わらせるために必ず把握しておかねばならない情報です。
7枚目の属州問題
7枚目の属州問題というものがあります。詳しくはこちらをどうぞ。
そもそもこの問題に立ち向かうためには、誰が何点もっているのか把握しなければなりません。というか、把握していなければ8枚目の属州すら購入できません。属州2-5だったなら公領で頑張らないといけないわけですからね。
4人戦でも同様に考えられますが、カウンティングをしていない(であろう)プレイヤーがいたり、大会などで1位以外にも順位をつけるときにはこの問題を気にせず属州を獲得したほうがよいでしょう。どうせ誰かが枯らします。ならば、公領より3点多い属州をとっておいたほうがよいのです。
3山パズルの前提条件
工房ループで3山枯らしてゲームエンド! 負けました! オンラインでこれをやる人はいないでしょうが、紙だとやりかねません。3山パズルの前提条件は自分が勝つことです。逆に、このままじゃ3山されて負けるとわかるなら属州に触っておきましょう。それだけで3山負けを防げます。
4人戦だと、カウンティングの負担は増しますが重要度も増します。3山終了を想定する場合、自分が1位でなくとも、3山力のある人以外が1位であれば3山されません。あのプレイヤーが属州に触ってくれたから自分は触らなくていいな、このプレイヤーのデッキが強くなったからこのままじゃ次ターンに逆転+3山されるな、というところまで考えられるようになると4人戦が格段に楽しくなります。まぁ、それも卓内の全員がカウンティングしている前提ですが*1。
プレイの選択
やっべ村が沈んで魔女と鍛冶屋のどちらかしかプレイできないぞ。さて、金量や引くカードのほかにも考えるべきことはあります。その魔女が通るかどうかです。
相手のデッキに入っている堀が1枚で、その堀を直前のターンにリアクションしており、それ以降保存したりシャッフルしたりしていなければ確実に通ります。逆に、これまで1回もリアクションもプレイもしておらず、相手の現在の残り山札が0枚なら今手札にある可能性が高いでしょう(もちろん魔女との選択でプレイしなかっただけの可能性もある)。魔女が通るならその呪いを与えるのと自分が引ける枚数が1枚減るのでどちらが優秀か比較すればよいですが、魔女が通らないならおおむね鍛冶屋が優勢でしょう*2。
相手が直前のターンに村ばかり使っており、鍛冶屋を引けていなかったときを考えてみましょう。おそらく、ここから1ターンか2ターンは鍛冶屋だらけの手札をしていてまともに動けないはずです。あわてて勝利点先行しなくてもかまいませんし、じっくりデッキを作ったり3山の準備をしたりできます。
相手のカウンティングも大事
ここまで読めばおわかりでしょうが、ドミニオンにおいては対戦相手の情報を覚えることも重要です。自分のデッキの残り山札は……総金量は……という情報ももちろん大事ですが、相手の購入権はどこにあるか、いくつあるか、誰が何点もっているのか、3山権(勝利点条件やデッキパワー)をもっているのは誰か、これらがわかれば行動の指針が立ちます。慣れないうちはとても大変、というかまず不可能でしょう(僕だって今4人戦でカウンティングしろといわれたらとてもしんどい)が、まずは勝利点数だけ、属州枚数だけでも数えてみませんか。ドミニオンの世界が広がります。