グリーン・イン・ザ・デック
概要:村有緑地って村鍛冶の概念を壊したよね
テーマ:カード効果の理解
彼の曲はぜんぜん履修していなかったのだけれどこれはよい曲ね。
PinocchioP - I'm glad you're evil too / ピノキオピー - きみも悪い人でよかった
負けた数だけ記事書く配信Part9の記事2/3本目。
村有緑地というカードは村効果を次ターンに回すゴーストタウン的な効果もさることながら,リアクション効果が特殊でコンボの回し方に変化を与えました。
捨て札とリアクション
村有緑地はリアクション効果により勝手にプレイできます。アクション権を消費せずにプレイできます。これはすなわちアクション数の増加数は騒がしい村と同じであり,アクション権が切れても再びアクションの連鎖を続けられるということです。
過去のドミニオンでは,鍛冶屋をプレイする前に村をプレイするのが常識でした。というかそうしないとコンボなんて不可能でした。だってアクション権切れるもん。そんなこと誰でも知っています。負け記事Part9の1記事目でも書きました。それがルネサンスでVillagerにより怪しい常識となり,村有緑地(と雪深い村)で完全に壊れました。
ドミニオンには数多くの手札を捨てる手段があります。たとえば倉庫。たとえば大使館。……大使館は特にやばいですね。大使館がコンボに向かないのはステロが超強力なことに加えて,手札の増加枚数が1枚しかなくコンボにとってはドローとして貧弱だったからです。しかし,その捨てたカードが村有緑地ならどうでしょう。手札は1+村有緑地の数だけ増えますし,最初の5枚に村を引けなくても村鍛冶のようなコンボが成立します。しかも大使館は5ドローするため村有緑地を引ける確率は高いでしょう。村鍛冶って何? 鍛冶村なんだけど……。ほかにも地図職人で山から捨ててリアクションすることもできますね。雑に強い。
捨てさせられるということ
能動的に捨てなくてもリアクションはできます。相手のハンデスはとても美味しいですね。ハンデスが実質的にハンデスせず,勝手にアクション権が増えています。村有緑地場でのハンデスは本当に効果があるのか,利敵行為となっていないかよく考えるべきです。
捨てる追放
ついでにおまけ情報。追放マットにあるカードと同名のカードを獲得したとき,追放マットからそのカードを捨て札にすることができます。つまりラクダの隊列で追放しておいたり門番で追放させられたりした村有緑地をリアクションできるんですね。覚えておくとまれに役立つかも。