ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

イシクテク-1

196日目

 ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の196日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。

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圧縮にあらず

 石工は圧縮カードではありません。かなりテクニカルではありますが工房系カードです。購入時にも、プレイ時にも、ほかに類を見ないカード獲得能力を有します。石工があるときはガッツリコンボを組むのはもちろん、3山速攻も見据えてプレイしなければなりません。

購入時の踏み倒しで爆速強化

 石工を2金で購入してはいけません。いや、いけなくはないけどその石工で割るカードを用意できているくらいデッキが強いなら過払いできようものを、なぜ過払いしないのでしょうか。

 石工の過払い効果はあまりに優秀なコストの踏み倒しです。2コストカード2枚の獲得ですら購入権を1ごまかしていますし、3コスト以上の獲得となればそれに加えて金量もごまかします。5コストカード2枚を獲得したいとき、10金2購入と7金1購入のどちらが簡単かは初心者でもわかりますね。
 ポーションも過払いできます。4金1ポーションで念視の泉2枚を獲得できます。ポーションコストのもつ、ポーションの重さと遅さという2大弱点を補ってくれます。注意したいのは、これはあくまでもポーションを石工本体のコストよりも多く支払っているからできるのであって、購入時に支払うわけではない負債を過払いすることはできないということです。

 過払い効果の活用により通常の倍以上のペースでデッキを構築できます。石工を無視してはコンボ合戦に勝てません。そのときにデッキに入る石工もうまいこと活用できるとなおよいでしょう。これについては明日書きたいと思います。

3山力

 石工を無視するとコンボ合戦で勝てないのは構築速度に劣ることだけが理由ではありません。石工には購入してもプレイしても2枚獲得という、とてつもなく強力な3山力があります。

 プレイ時の活用については明日触れるとして、購入時について説明します。
 そもそも、石工場におけるコンボ合戦なので村鍛冶に加えて石工の山が薄くなっており、3山には常に警戒しなければなりません。で、石工には上述したように金量も購入権数もごまかせる過払い効果があります。通常であれば相手の購入権と工房系の数を単純に加算すればよいのですが、石工場においては購入権数を倍に見積もらなくてはなりません。
 いくら過払い効果が強いといっても、5コスト6コストを突然枯らすのはたいていのデッキには難しいでしょう。しかし、石工場には必ず低コストのアクションカードが存在します。そう、石工です。石工に過払いして石工2枚を獲得することで、4金1購入で同じ山が3枚削れるのです。8金2購入で6枚。もう石工の山は枯れたでしょう。

 そもそも山が薄くなりやすい、石工自体を枯らすのが容易である、という2点により、石工場は3山終了しやすく、石工を無視することはその3山権を放棄するに等しくなります。また、上述したことがらに加えてプレイ時効果の獲得もあるため、ここに書いた以上の3山力を秘めています。2コストと侮るなかれ、石工は勝敗を左右するカードです。