ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

属と属属

129日目

 ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の129日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。

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マーチンは神って言ったよね!

 サー・マーチンは神。購入権を軽視した者を咎める言葉です。当然ながら金言カレンダーに採用されているので1月に記事にしているのですが、そのときは構築速度と3山力にしか触れていませんでした。そんなことより勝利点獲得力のほうが書くべきことだったなと思ったゲームをしたのでちょっと書きます。

 自分/相手は次のターンに何枚の属州を減らせるか、または何点得られるか、というのを考えたことはありますよね。そのときには相手がどの程度引けそうなのか、総金量はいくらか、改築などで勝利点カードを獲得できるか、記念碑のような勝利点トークンを得る手段はあるか、ターン内拡大再生産で爆発的なデッキ強化はされないか(これを考えるのがめちゃくちゃ疲れる)、などなど覚えることや考えることが非常に多いです。しかし、相手に追加の獲得手段がないのであれば総金量を覚える必要はありませんし、ターン内拡大再生産を考慮せずにすみます。相手の勝利点行動は最大でも属1+トークンだけなので簡単です。この状況の何が嬉しいかというと、自分が属州の山を削りやすいのが嬉しいのです。

 相手が属属できるデッキだと、6枚目の属州を獲得するときには13点以上の差をつけなければなりませんが、これはそう簡単なことではありません。そのため、属州残り4枚の状態から属属でなく属公公で粘ったり、相手が事故るタイミング*1に属属したりしなければなりません。
 ところが、相手が属州1枚しか獲得できないのであれば、つけるべき点差は7点だけでよくなります。13点よりはるかに簡単です。ひとたび先行してしまえばそのまま頭を使わずに削り勝てます。逆にいえば、追加の獲得手段がない場においては相手が属州を獲得したなら自分も即座に属州を獲得しなければ勝つのはとても難しい、ということですね。

 そもそも、相手と同じ枚数しか獲得できないなら逆転は無理ですよね。並ぶのが精一杯。

 と、いうことで勝利点で上回っているのにのに改造を廃棄する舐めプされたよ日記でした。英語が達者ならマーチンは神という金言を教えてあげたのに僕にはできなかったのが悔やまれるね。

*1:不安定な場なら相手が直前のターンに使ったカードと山札の残り枚数から事故りそうなときがわかることもあります。略奪なんかで手札を見たらよりわかりやすいですね。