手札内か手札外か
219日目
ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の219日目。サムネはここにあるよ。何か書いてくれる方は下のスプレッドシートに記入お願いします。スプレッドシートは過去記事のリンク集も兼ねているので過去記事もよろしくね。
似て非なる持ちこし
次ターンにカードを持ちこす方法は職人などでデッキトップに置く、停泊所などで手札外に置いておく、保存で手札に追加すると、いくらかあります。大雑把に分けると、持ちこすカードが次の手札に入っていない状態で相手のターンを迎える(停泊所型)か、入った状態で迎える(保存型)かの2つになります。この2つは似て非なるものであり、特定の状況においては大きな差が生まれます。以下列挙。まだあったら教えてください。
相手の行動になんらかのアクションを起こすカードを持ちこす場合には停泊所型は無力ですが保存型は有力です。たとえば堀や黒猫、香具師場の呪い、馬上場の属州などがあたります。剣闘士は予想しようがないので検討しなくていいんじゃないかな。
ハンデス全般に対して、停泊所型だと特に何も影響せず停泊させた分だけ手札枚数が増えますが、保存型では増えません。増やした分も捨てさせられます。が、恐怖(アクションか財宝を1枚捨てさせる呪詛)に対しては保存した銅貨で回避、なんてことがあるかもしれません。気にしなくていいレベルだとは思いますが。
拷問人に対して堀以外でやりすごすとき、停泊所型だからこそ有効な手段があります。寵臣を停泊させたり、村+書庫を停泊させたりすれば拷問人はすべて手札を捨てるほうを選択してほぼノーダメージです。これが保存型だとまとめて捨てさせられるためうまくいきません。拷問人対停泊寵臣は過去の日本選手権でも出題されています。まぁ案内人でいいんだけどね。
高圧縮デッキの仮面対策として手札に銅貨を引きたいとき、保存型なら実現できます。……が、そこまでする価値があるのか疑問は残ります。
もっとあるかと思ったけどそうでもありませんでした。ただ、実際にはひとつめの相手の行動になんらかのアクションを起こすカードが多数存在しますし、そもそも持ちこすためのカードだってたくさんあります。持ちこし手段を見落とさず、それが複数あったなら、状況に応じて適切なものを選択したいですね。