相対有利をとるために
4日目
ドミニオンアドベント(?)カレンダー2023の4日目にして金言カレンダー紹介の4日目。金言カレンダー通販分はすでに完売したそうです。
https://kpdm.hatenablog.com/entry/domac20230101
暴力は本当に正義か
相手が泣いても殴るのをやめないのがドミニオンだと習いました。誰に習ったかは忘れました。昨日(3日)の金言だってまず殴れといっています。しかし、文明人である我々はそれが誤りであることを知っています。
今日の金言からは、相対有利の考え方と多人数戦におけるリスクについて知ることができます。
自分が相手のデッキから1枚廃棄するかもしれないターミナルアタックを使っている間に、相手が工房を使っている場合を考えてみましょう。うまいこと廃棄できれば±0ですが、廃棄に失敗すれば1枚分後れを取ります。自分も工房を使っていれば絶対±0だったのに。いや、代わりにドローを使っていれば2購入できてむしろ優位になっていたかもしれません。
なんのためにその手を取るのか、その行動により得られるものは何か、それよりも大きな利益を得る手段はないか、ということは常に確認しなければなりません。たとえば、すでに3人が民兵や魔女を撃ち合っているところに自分も参入する価値はあるでしょうか。それによって得られるものはなんですか。殴り返すよりも、そのエネルギーをほかに使ったほうがよくありませんか。
もちろん、実戦では工房を廃棄して悠々と自分だけ複数獲得なんてこともあるのでそう単純な話ではありませんが、カードを使う目的を今一度確認してみると無駄なく強い構築ができるのではないでしょうか。
さて、今日の金言はなんでしょう?