【文章Ⅰ】【文章Ⅱ】
この記事はアドベントカレンダーともぐらわんさんの年末年始企画ともさわらさんのドミガラス君企画とも関係がないうえに読んでもドミニオンが強くなるわけではない記事です。ならなんで書いたかって? 2週間後の準備だよ。適当な長さの文章が必要だから書いただけでドミニオン的に正しいかどうかは精査していないので過信は禁物。そこまで大きく間違ったことは書いていないとは思うけど。
【文章Ⅰ】
行進は難しいカードだ。基本的にはコストアップできるのはデッキ強化につながるはずだ。しかし、デッキを回すにはコンボパーツのバランスを保つ必要がある。いくら村が何もせず鍛冶屋が高出力だといっても、デッキが村なし鍛冶屋だけになってしまってはどうしようもない*1。行進を使うには、行進後のデッキプランを練っておく必要がある。
最も簡単なのは、行進を大爆発させたターンで3山枯れを起こしてしまうことだ。これならターン終了時のデッキ内容が鍛冶屋まみれでも困らない。これが簡単になるのは、行進によってサプライが薄くなりがちなうえに、デッキの獲得力がバカみたいに高くなるからだ。最終ターンには行進も行進してしまおう。
行進を大爆発させるにしても、そもそも爆発させるだけのアクションカードをためこまなければならない。購入で準備してもよいが、行進の弾が勝手にデッキに入ってくるようにしたら話が簡単になる。特に簡単なのは城塞と馬だ。城塞は弾が入ってくるのではなく弾が減らないカードだが、まぁ同じことだ。行進の数だけ5コストカードをいともたやすく獲得できてしまう。デッキから村がなくなることもなく、行進城塞でアクション権の確保も容易であるため、獲得後のデッキ運営にも困らない。馬を獲得できるときも要注意だ。貸し馬屋ほどわかりやすいカードでなくとも、馬を獲得できるならまず行進馬デッキを狙ってみるべきだ。馬のよいところは大量ドローできる点とコストが3である点だ。5コストの強力カードを獲得できないのは弱点ではないのか、と思うかもしれないが、このサプライで最強のカードは4コストの行進だ。その行進でまた行進を獲得し、永久機関が完成したのでノーベル賞は私のものだ。城塞にせよ馬にせよ、弾確保に困らないというだけでなく、キャントリップがついているというのもえらい。このおかげで手札を減らさず、しかもアクション権を増やせるので行進で得たカードをプレイしやすいのだ。
もちろん、弾以外も重要だ。コスト階段があるか、それらで強いデッキを組めるか、というのを確認しておこう。階段がまったくなければ当然行進なんて使うべきではないし、城塞を地下墓所にして地下墓所を行進と国境の村と地下墓所にして地下墓所を狩場にして狩場を公領にして……なんてことができるのならどれだけ苦手だろうと行進デッキに挑戦しなければならない。
【文章Ⅱ】
改築は強い。引ききりデッキを組むには、村と鍛冶屋をとにかく大量に仕入れなければならない。毎ターン1枚ずつ獲得するのではあまりにも遅すぎるので、2枚以上ずつ獲得したい。1枚はふつうに購入するとして、2枚目も購入に頼ると追加で3金ないし4金と1購入が必要になる。これを1枚で担えるカードはそう多くない。ここで、工房が役に立つ。工房で鍛冶屋を獲得すれば、実質的に工房が4金1購入を出したようなものだ。工房があれば村鍛冶大量獲得だって難しくない。これで満足せず、もっと簡単に安定して引ききれるようにするにはどうしたらよいか考えてみよう。必要以上に大量の村と鍛冶屋を入れることでも引ききり成功率は上がるが、それらが沈んで初期デッキだけの手札になるリスクはいつでもある。この初期デッキを減らせれば、必要ドロー枚数は減らせるし手札が初期デッキで埋まるリスクを下げることができる。さて、ここで冒頭に戻ろう。改築は強い。改築は屋敷を廃棄しつつ鍛冶屋を獲得できる。工房にさらに圧縮効果を付け加えた、効果盛りすぎカードだ……と、いわれても、現状強く使えていない人からすれば説得力はかけらもなかろう。その通りで、改築は弱い。アプリ版ホシヅクリのデイリーチャレンジプレイヤーである私にいわせれば、ホシヅクリ最強カードである雷にはない弱点が改築にはあまりにも多すぎる。逆にいえば、改築を雷のように使えたなら、それは強いはずだ。
雷は5コスト1星片(ドミニオンでいうところのコイン)のカードで、テキストは「手札1枚を廃棄してもよい。そうした場合、廃棄したカードのコスト+2以下のコストを持つカードを手札に獲得する。」だ。改築と異なるのは獲得したカードの行き先が捨て札か手札か、というところだが、雷が強いのはこれだけによるものではない。ゲームシステムによるバフもおおいにかかっている。ホシヅクリにはアクション権の概念がなく、また、1プレイごとに手札が補充されるため、ターミナル事故の概念がないうえに1ターン目に絶対に5コストのカードを生成(購入)できる。そればかりか、生成したカードは手札に獲得するために1ターン目に生成した雷を2ターン目にはもう使えるのだ。改築ではプレイできるのが最速で3ターン目だし、同一ターンに2枚はプレイできないため、雷と比べると圧倒的に遅い。話を戻して、改築で獲得したカードはシャッフルを待ってようやくプレイできるようになるが、雷は手札に獲得するため獲得したターンに即プレイできる。改築はここでも遅い。そう、改築はとにかく遅いカードなのだ。ドミニオン世界しか知らないと圧縮しつつ追加獲得をする爆速コンボ構築カードに見えたが、宇宙へ進出してみるとこんなにも遅いことがわかる。これだけではない。改築は改築と廃棄したカードで手札を2枚も消費するくせに1金たりとも出力せず、高コストのカードを購入するのが難しい。対して、雷はシステムにより手札は補充されるし、雷自身が1星片を出力するうえにアクション権の概念がない世界であるため高コストカードの生成が容易だ。改築はスピードだけではなく、上へ伸ばす力においても雷に大きく後れを取るのだ。さらに、圧縮力においても改築は雷に劣る。改築も雷も、カードを廃棄したら獲得は強制である。銅貨を改築しても銅貨か屋敷か呪いにしかならないことがよくある。ゴミを廃棄してゴミにしても、パーツ獲得はしていないしデッキ圧縮もしていない。銅貨7枚すべてを屋敷経由でコンボパーツにするのはあまりにも非現実的だ。改築で廃棄したいのは主に屋敷であり、それは3枚しかない。改築して強いカードはそれほど多くなく、銅貨の処理方法は別に用意する必要がある(もちろん、陣地や追従者など2コストで有用なカードがあるなら銅貨を改築してもよい)。対して、ホシヅクリソロプレイにおいてはサプライの2コスト以下のカードは衛星1枚のみであることが多い。ホシヅクリの初期デッキは0コストの星屑3枚、2コストの岩石1枚、2コストの衛星3枚の7枚で、そもそもただ廃棄するだけでコンボパーツ獲得に寄与しないカードが3枚しかない。うち1枚は衛星経由で雷するのを繰り返さなければならないとはいえ、雷だけで圧縮しきることが十分に現実的なラインだ。
改築はスピード、購入力、圧縮力で雷に劣っていることがわかった。ならばこれらを補ってやれば雷並に強くなれるはずだ。ゲームシステムは創造神ドナルドしかいじれないため、ほかのアクションカ―ドを用いることでなんとかサポートすることを考えよう。たとえば、スピードに関しては初手で購入して後れを最小限にしたり、ドローや地下貯系カードを挿してデッキを高速回転させてやったりすることでごまかせる(とはいえ、地下貯系カードは廃棄したいカードと捨てたいカードが同じであるため相性がイマイチよくない)。ほかにも、獲得したカードを望楼でデッキトップに置いてもよいし、そりで手札に加えてしまってもよい。特に望楼は手札枚数を回復させられるので、購入力の上昇にも貢献する。屋敷の圧縮に関しては改築で十分に強いため、圧縮力の課題解決のためには銅貨の圧縮を補ってやればよい。サプライに強力な2コストカードを用意したり、香辛料商人のようなアクション権を減らさずデッキを回せるカードを使ったり、金貸しのような金量に変換できるカードを使ったりするのが有効だろう。とにかく、苦手なところはそこを得意とするほかのカードで補えばよいのだ。
改築だけでなく様々なカードを組み合わせて上手いこと回せ、などといわれてもそうそう簡単にできることではないだろう。簡単にできるなら困ってなどいないはずだ。そこで、提案がある。改築が難しいなら簡単な雷を使って気持ちよくなってはどうか。今すぐアプリ版ホシヅクリをインストールしてホシヅクリを始めよう。AndroidにもiOSにも対応しているので今すぐそのスマホに入れよう。紙版もクラウドファンディングの結果として再販の予定が立っている。同時に拡張セットの発売も決まっている。こんな、何をいいたいのかよくわからない、ただただ長ったらしい文章を書いたのも、すべてこれをいいたいがためだ。とにかく始めよう。BigMoneyGorillaはホシヅクリデイリーチャレンジで君を待つ。
*1:いや、正確には行進行進鍛冶屋からなんとでもできはするが、それをなんとでもできるプレイヤーは行進で困っていないだろう。