ステロゴリラがドミニオンするよ

ドミニオンのために開設したけど多分気が向いたときにドミニオンに限らず適当なこと垂れ流します

麻婆豆腐は料理したことがない人でも作れます

はじめに

 軽い気持ちでいつものように作った料理をTwitterInstagramに投稿したら弱小アカウントであるにもかかわらず珍しくリアクションをいただきました。作ったのは麻婆豆腐です。麻婆豆腐は肉料理です。麻婆豆腐は料理したことない人でも作れます。麻婆豆腐は美味しいです。そんな麻婆豆腐のレシピを紹介します。それも料理したことない人でも作れるような書き方で。逆に料理したことある人にはくどいわ!って感じですので,そのような方はこの記事はスルーされた方がよろしいかと思います。ドミニオン勢料理部としての初のお仕事です。また,僕自身はどこかで料理を学んだわけでもない一般人です。これからご紹介しますレシピは普段僕が何となく作っているときのレシピであって,万人受けする味というものでもなければそれぞれの工程に明確な根拠があるわけでもありません。その点にご留意ください。

心構え

 料理をするにあたって怖いと思われるのは失敗ですね。じゃぁその失敗って何かっていうと大抵味付けなんですよ。もしくは加熱しすぎて焦がしてしまったとか。この簡単なミスをなくすのって簡単な事なんですよ。前者は少しずつ調味料を加える,もしくは自分が信用できる人のレシピ通りきっちり調味料を計量することで回避できます。後者は火にかけている間は鍋の前を離れず,よくかき混ぜ続けることで回避できます。ね?簡単でしょう?だから料理するにあたって難しく考えることはありません。気楽にいきましょう。それに万が一失敗しても食べるのは自分です。誰に怒られることもありません。どうしても食べられなければごめんなさいして捨ててしまうという最後の手段もあります。できればそうなってほしくありませんけどね。

 つい先ほど,きっちり計量すればよいと書きました。しかし,個人的にはあまりお勧めしません。だってきっちり計るの面倒でしょう?大体でいいんですよ大体で。気楽に料理しましょ。1つだけ料理のコツをお教えしておきますと,作る前にレシピを一通り読むんですよ。そうして大まかな流れをつかんでおくと調理中に慌てることがなくてよいです。

作り方

準備

 以下の道具を用意してください。

・おろし金
・計量カップ(なくても可)
・包丁
・まな板
・ザル
・計量スプーン(なくても可)
・深くて大きい鍋(僕は直径29cmの中華鍋を使っています)

 以下の食材を用意してください。量は目安です。僕自身計量してないので今目分量でレシピを書いています。多少多くても少なくても構いません。また,事前にすべて計量しておくと作るときに楽ですが,洗い物を余計に出すことになるため,僕のような面倒くさがり屋は事前計量なしに直接大雑把な量を鍋にぶち込んでもいいです。

・ニンニク…3片
・生姜…ニンニクと同体積
・豆腐…1丁(400g)
・ごま油…大匙3
・豆板醤…大匙3
甜麺醤…大匙2
・挽肉…200g
・酒…少々
・醤油…少々
・鶏がらスープ…200cc
・砂糖…小匙2
・塩…小匙1
・ニラ…3株
・片栗粉…大匙1

 で,出た~料理初心者に優しくない「少々」~!この「少々」ってやつに説明を加えるならですね,要はレシピ書いてる人でも計ってないから分からんのよってことなんですね(たぶん)。まぁ僕はどれも計っていないんですけどね。目安を書くなら酒が大匙2~3,醤油が大匙1程度でしょうか.詳しくは以下の工程を見ていただきたく思います。

調理

1.調味料を準備する

最初にニンニク,生姜をおろし金を用いてすり下ろします。チューブでもいいです。チューブだと量はそれぞれ大匙1.5~2程度でしょうか。豆板醤,甜麺醤も計量しておくと後で少し楽になります。豆板醤,甜麺醤の計量はしなくてもいいですが,ニンニクと生姜をすり下ろすのだけは先にやっておいてください。調理中にやろうとしても間に合いません。

2.豆腐を茹でる

 まずは一口サイズに切り分けた豆腐を分量外の塩水で茹でます。鍋は用意した深い鍋1つで最後まで作ります。この工程を踏むことで食感がプルプルになるってどこかで読んだ気がするのでやっていますが,やらないで作ったことがないので真偽が定かではありません。面倒ならやらなくてもいいんじゃないでしょうか。

 さて,詳しく説明しましょう。豆腐は1丁を2×2×4に切り分けるとそれっぽい大きさになるのでおススメです。水は豆腐が浸かるくらい,塩は小さじ1くらいです。ぐつぐつと煮込むのではなく,ふつふつと沸騰しかけくらいの状態を1~2分キープして豆腐が中まで温まる程度にとどめます。茹で終わったら豆腐をザルに開けておきます。この1分程度で下ろしきる自信があるなら豆腐を茹でている間にニンニクと生姜の準備をしてもよいですね。

3.調味料を炒める

 換気扇を回してください。強で回してください。さもなくば死にます。換気扇を回したら先ほどの鍋に何も入れずに強火にかけます。水分がすべてなくなり,さらに熱して煙が立ってきたら油を鍋に注ぎ,温めます。分量は大匙3となっていますが,目安です。きっちり計量しなくていいです。不安なら多めに入れてください。

 次に豆板醤を放り込み,香りが立つまで炒めます。このとき,油が少ないと焦げ付くのでご注意ください。これも分量は大匙3となっていますが,大体でいいです。

 コロコロして香りが立ってきたらすり下ろしておいたニンニクと生姜を加え,炒めます。さぁ換気扇を回した理由が分かってきたんじゃないですか?深呼吸したら死ねますね。

 そんな凶悪な香りが立ち込めたところで甜麺醤を加えます。これも大体の量で構いません。そして軽く炒めたら次の工程へ行きましょう。全体にまとまりが出ていればOKです。

3.挽肉を炒める

 調味料を炒め終わったら挽肉を加えましょう。上ではお上品に200gと指定していますが好きなだけ入れちゃっていいです.僕は400gくらい入れちゃいますね。火が通って色が変わり,全体にパラパラするまで炒めますが,このときに酒も一緒に加えます。大匙2~3程度とは指定したものの,僕自身どのくらい入れてるのか分かっていません。いつもは鍋のふちに沿ってターッと1周回し入れています。炒め終わったら次の工程へ。

4.味を調える

 豆腐,醤油,鶏がらスープ,砂糖,塩を加え,味見してみましょう。味が物足りないようでしたら塩を少しずつ加えてみましょう。鶏がらが無ければ,もちろんお手軽に鶏がらスープの素と水でもよいですが,かなりしょっぱくなるので塩を加える前に味見してみましょう。鶏がらスープの素を使う場合は小匙1~2程度と水200ccでしょうか。おそらく,中華スープを作る際の分量が容器に書かれていますのでそちらを参考にしてください。

5.仕上げる

 ニラを5cm程度の幅に切り,鍋に加えて煮ます。このニラに長ネギ等を用いてもよいでしょう。ラー油があればお好みで加えてもよいですね。僕はラー油を常備していないので適切な分量が分かりません。味見しながら加えてみてください。

 ニラがしんなりしてきたら分量外の水大匙2程度に溶いた片栗粉を加えてとろみをつけます。水溶き片栗粉を加えるときはダマにならないよう,よくかき混ぜながら少しずつ回し入れてください。

 最後に皿に盛ったら完成です。もしあるようなら,花椒をミルなりすり鉢なりで砕いて振りかけるとよいでしょう。

f:id:kpdm:20180803013903j:plain

終わりに

 この麻婆豆腐は慣れると10~20分程度で作れちゃいます。ぜひ覚えてしまいましょう。なに分量なんて覚える必要はなくて,味見しながら少しずつ調味料を足せばいいんですよ。簡単ですね。

 さて,レシピの不親切な省略をなくそうと頑張ったらやたらと長ったらしくなってしまいました。料理初心者からすると,省略されるのと長ったらしいのとどちらが難しそうに感じるのでしょうか。もしご意見ありましたらコメントくださるとリアクションするかもしれません。その時はTwitter(@BigMoneyGorilla)にリプライを投げてくれた方が確実かと思います。

追記 '18/8/3 豆腐を投げ入れる指示を書き忘れていたので追記しました。豆腐が無い麻婆豆腐とは。